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植物ってスゴイ!

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冬の空は曇りがちで、冷たい風も吹いてくると、寒さで体も硬くなっているようで、気分も沈みがちになりやすく、何となく元気が出ない日もありますよね。

冬が苦手な私自身、寒空の下、活動量が減り、出掛ける必要のない日は、庭にでることもあまりない状態でした。

寒さも厳しくなってくると、大好きな庭の手入れをすることもほとんどなくなり、庭の植物は、ほぼほったらかし状態。

そんなある日、庭に目をやると、なんと!適度に降っていた雨のおかげか、花壇に植えたブロッコリーは丸々と育ち、プランターでは大根とネギが元気に育っていたのです。
ほとんど世話を怠っていた私に、”おいしく食べてね“と微笑んでくれているようで(都合のよい解釈ですが)、野菜さんたちから無償の愛を感じました。少々疲れていたせいでしょうか(笑)
 
大地(土を肥やすミミズあり)と雨と太陽という自然環境の恵みだけで、こんなにも丸々と大きく育ったとは驚きでした。
かえって、水のやりすぎで根腐れしてしまったり、肥料のやりすぎで枯れてしまったりと難しい点もあるので、手をかけ過ぎずほどほどの状態が良かったようです。
 
適度な見守りで温かく支えられている環境があれば、必要以上に手をかけなくても、本来持っている力を最大限に発揮して成長していくことができるのだなぁ・・・
子育てと同じだなぁ・・・と考えさせられました。

お店では、なかなか手に入らない大根の葉は、青々として丈夫に育ち、いかにも栄養がありそうでした。
そこで、細かく切って、ゴマ油で唐辛子と炒め、酒、しょうゆ、砂糖少々で味付けをし、ゴマを振って、ふりかけにしてみました。
おにぎりにするとご飯がすすみ、危うくストッパーが外れてしまいそうでしたが・・・(笑)

味付けがどうであれ、種から野菜を育て、それを調理して食べるという充実感、達成感、満足感でおいしく感じているのだと思います。
とにかく、身近な場所で種や苗から育て、自分で収穫した野菜の味は格別です。以前、市民農園をお借りしていろいろな野菜を作っていた時の新鮮な味は今でも忘れられません。


そんな庭の野菜たちのそばでは、冬に強いビオラの花が、みぞれが降った後にすっかり花数も減り、茎や葉もしおれ、ついに枯れてしまうのかとあきらめていたところ・・・
しばらくして暖かい日が続いたある日、気づくと、枯れるどころか、反動のように花数が増え、”負けないよ!“と言わんばかりに咲き誇っていたのです。

なんという力強さ!
小さく可愛い花を咲かせる可憐な姿からは想像できないほどのたくましさを感じました。

以前、雪で枯れたブーゲンビリアがよみがえったお話を書きましたが、時折このような植物の力強さを目の当たりにすると、驚くと同時に、励まされる思いがします。

さて、私を元気づけてくれたブロッコリーと大根を美味しくいただきながら(一生懸命大きくなった姿にちょっと申し訳ない気もしながら)私もこうありたいものだ、こうなれればいいなと思ったものでした。


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2024年02月29日 18:00

間食がやめられない!

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生活習慣病に注意しなければならない年齢でもあることから、間食は控えなければと思うこの頃・・・
でも、でも、こればかりはなかなかやめられないのです。
クリームたっぷりのコンビニスイーツ、パリパリ歯ごたえも気持ちいいお煎餅などなど、つい買ってしまい「気分転換」という名のもとに、仕事の後やお掃除の後などに食べてしまいます。
「あ~、また食べてしまった!」と後悔しながら、間食がやめられない自分の心の弱さを痛感するのです。

それでも、我が家の猫のおかげで少しは間食を我慢できている時もあるんですよ。

何故か我が家の猫は、食べることに関しては、鋭い猫アンテナをもっているのです。
ゼリーやチョコの個包装の袋を開ける音や紅茶のためのお湯を沸かす音、冷蔵庫からコンビニスイーツを出して開ける音、ジュースを注ぐ音がしようものなら、どこからともなく私の足元に現れ、「自分だけ食べるのか! オレにもくれ!」とばかりにジッと私を見上げながら強いテレパシーを送ってくるのです。

「あっ!見つかってしまった・・・」
気づかれたからには何もあげないわけにもいかず(猫可愛がりしているもので・・笑)
猫の健康を考えると何度もあげられないので、自然と私のおやつも我慢することに。
たまには、CDの音でかき消しながらコッソリ食べたりしてますが・・・
猫の体を考えるなら、自分の体こそまず考えるべきなのですが、猫好きな私は、なぜか猫のことを考えた方がストッパーがかかるのです(笑)

「あ~、心が弱いな~」と落ち込んでいた日々・・・
つい先日、研修で、ある大学の行動療法の先生のお話を伺っていたところ、間食してしまうのは、なんと、心の問題というより、自分の行動の問題とのことでした。
何気ない日常に、間食が続いてしまう状況があるためだというのです。

なんと、なんと!思わず食べてしまうという食行動が維持されやすい状況がそこにあるからそうなってしまうという、何となく責任転嫁?のような原因があったのです。
食欲のコントロールは難しいですが、食行動はコントロールできるので、まずは間食や、何となく食べてしまう行動が維持されやすい状況をつくらないことだそうです。

ならば、まず、

・テーブルなどすぐ手の届くところに常にお菓子を置かない。
・お菓子や菓子パンがいつでも食べれるように買い置きをしない。
・仕事帰りにコンビニに寄る回数を減らす。
・間食したくなったら、食べ物に手を出さずに、体を動かしたり手仕事をしてやり過ごす。

といったことを心がけて、今までと行動を変えて工夫してみると、間食が減ってくるのではないでしょうか?

そうは言ってもなかなか難しそうなので、自分なりに、これくらいだったら
続けられそうという22436252_コピー_コピーハードルの低いところ(私の場合、まず菓子パンの買い置きをやめて、間食は一日一回、紅茶と少量のお菓子で)から始めて小さな達成感を味わいながら進めてみることにしました。

『天高く馬肥ゆる秋』と言いますが、間食がやめられずに困っている方は、今年の秋は、体重計に乗るのが楽しみになるように、少しだけ行動を変えてみませんか?

体に悪い習慣だとわかっていながらも、間食だけでなく、運動や食事においても今までの生活習慣がなかなか変えられないという方は、ぜひご相談ください。
そのような行動がどうして繰り返されているのか、なぜ変えられないのか、自分をまず知ることから始めて、すぐにできて続けられそうな小さな目標から一緒に考えていきましょう。




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2023年09月12日 19:07

庭でリフレッシュ!

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そこに座っているだけでボーッとリラックスできる場所・・・ありますか?

何となく居心地が良くて、そこにいると癒されていく感じがする所。そんな場所が見つかると嬉しいですよね。

私も以前は、広い公園で散歩しながら広い空を見上げたり、池を泳ぐカモを眺めたりするのが好きで、何となく疲れた時に出掛けて、ベンチで大好きな紅茶を飲みながらゆっくり過ごしてリフレッシュしていました。
とてもお気に入りの場所なのですが、少し遠くて行きたい時にすぐに行けない場所なのが残念なところです。
やっぱり、近くで心地よい場所を探さなければと思っていた矢先、居心地の良い場所がとても近くにあったことに気づきました。
 
なんと我が家の小さな庭なのです。
狭いながらも野菜を育てている一角に、今年は特に居心地の良さを感じるのです。

なぜか苗を植えてもいつもうまく育たずトマト以外ほとんど収穫できずに終わっていたのですが、今年は苗が良かったのかゴーヤの成長が良くて、ご近所さんにおすそ分けしながらも、かなりの頻度で我が家の食卓に並んでいます。
自分が育てた野菜を食べる喜びは、なんとも嬉しいものです。
食べたい時に身近なところから収穫して、すぐに料理できるところが楽しいからでしょうか。

日ごとに少しずつ大きくなっていくゴーヤの姿を眺めながら、受粉したばかりの小さなゴーヤを葉っぱの間から発見して一本増えたことを喜んだり・・・
野菜の花たちの間をせっせと受粉のお手伝いをしてくれながら蜂やチョウチョが飛び交い、丸くてかわいいテントウムシがツヤツヤとした赤い背中を見せながら葉っぱの上を一生懸命歩いている姿にみとれることも。
ゴーヤは、葉っぱの一枚一枚がおとぎ話にでてくる天狗のうちわのように大きく育ち、グリーンカーテンとして窓いっぱいに広がる様子は目を癒してくれているようです。
 
森林浴とまではいきませんが、身近な場所に小さな小さな自然を感じながらボーッと身を置くのもいいものです。
ささやかな喜びではありますが、私にとっては幸せを感じるひとときとなっています。

どんなことに幸せを感じるかは人それぞれですが、ちょっとしたことにでも喜びを感じられれば毎日がより豊かな気持ちで過ごせそうですね。
 

野菜の栽培に興味のある方は、ベランダでシソやパセリを育てることから挑戦してみませんか? 
ゆったりとしたお休みの日の朝に、ベランダから収穫してきたシソを刻んで、ほぐした鮭やゴマとごはんに混ぜたり、パセリはハムエッグの横に添えたりなんかして・・・
 
あら、不思議! 朝からちょっと満たされた気分に・・・



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2023年07月23日 16:10

一年が経つのが早く感じませんか?

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今年もいよいよ終ろうとしていますね。
振り返ってみると、あっという間に一年が過ぎ去ってしまったような感じが・・・

これも年のせいでしょうか?
もしかして私だけ?
などと思ったことはありませんか。

個人差はあるようですが、多くの方が感じていることのようですよ。

このことに関して、『ジャネーの法則』という「人生のある時期に感じる時間の心理的長さは年齢に反比例する」という考え方があります。
つまり、自分自身の人生全体からみると、その一年が占めた割合が年を重ねるほどに少なくなり、短く感じてしまうという現象なのだそうです。

心理的長さとは、物理的な時間の長さではなく「過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象」ということのようです。

そうすると、その時間の長さの印象は、過ごした日々がどのように記憶に残っているかに左右されることになると思われます。

若い頃のように新しい経験に出会うこともあまりなく、年を重ねるほどに既にさまざまなことを経験しているせいか、あまり大きな変化もなく、同じような日常を過ごすことになりがちです。
そんな変化のない印象に薄い一日は、あまり記憶に残らず、あっという間に過ぎたように感じるということで、年をとるほどに時間が早く経つように感じることになるようです。

というわけで、かなり年齢を重ねた私は、今年もかなりあっという間に過ぎてしまったというわけです(笑)

年をとるほどに時間が加速していくのであれば、一日一日を大切にしながら、少しでも変化のある充実した日々を送れるように過ごしていきたいものですね。

さあ、来年は、何か新しいことに挑戦してみようかな?
三日坊主で終わらないように・・・(笑)

最後になりましたが、今年もご相談のお電話をいただき、またブログも読んでいただきありがとうございました。
年末年始、体調を崩されないように、おからだを大切になさってくださいね。




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2022年12月29日 18:39

「いい夫婦の日」・・・仲良くするには?

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11月22日は「いい夫婦の日」。

日頃、夫婦でよくコミュニケーションがとれている関係だとおおむね問題はなさそうですが、一緒にいる時間が少なく、会話も少ないでは「いい夫婦」を維持するのも難しそうです。

では、夫婦仲を深めるためには、どうしたらいいのか・・・
とりあえず、一つご提案してみたいと思います。

よく結婚式での「ケーキ入刀」の際、夫婦となって初めての共同作業と紹介されたりしますが、夫婦と言わず、誰かと共同作業することは、関係性を深めるのにとても良い効果があります。
まず、同じ目的のために、同じことを一緒にすることで一体感が味わえます。
作業をしていく過程では、会話も増え、作業を分担することでお互いに協力して支え合っている感覚になり、相手のことをより身近に感じるようになります。
そして、一緒に作り上げた達成感を味わうことで、幸福感につながるようです。

というわけで、今度、ご夫婦で一緒に料理をしてみませんか?
お互いにゆとりのある日に、時間をつくって、ご夫婦で一緒に台所に立って、二人が好きな美味しい料理を(まずは簡単なものから)一緒につくってみてはいかがでしょうか。

「そんなこと言ったって、台所狭くて邪魔だし、お互いにペースが違うからイライラしそうだし・・・」って・・・まぁ、そう言わずに(笑)

台所という狭い空間だからこそ、自然と距離も近くなり、分業することで、お互いの作業がお互いの役に立ち、一緒に作り上げていく過程で自然とコミュニケーションもとれ、夫婦関係に良い影響を与えるのではないでしょうか。
さらに、それを食べることで満腹感を得、生理的にも、より幸せを感じられるという素晴らしさ!

でも、この提案には大事な注意点が!
たとえ自分が思ったような仕上がりにならなかったとしても、絶対に相手を責めないでくださいね。
責め始めたら、台所が途端に修羅場となって・・・。

一緒に料理をするにしても、日曜大工で一緒に何かを作るにしても、誰にでもそれぞれに得意、不得意部分があるのですから、自分と同じようにはいかないものです。
「ダメじゃない!」と言わずに、せめて「もう少し○○だったらよかったね」くらいにして、分業の際も相手に自分が思うような作業能力を求めず、相手のこともある程度受け入れながら、いいところを見つけてほめてあげられれば素敵な配偶者ですね。(なかなか難しいところですが、努力してみると相手も変わってくるかもしれませんよ)23253032_コピー

やはり、いい夫婦になるためには、一緒に達成感や幸福感を味わうにしても、自分中心ではなく、相手に対してどれくらい思いやりをもって接することができているかが大事なところだと思います
言葉や態度に相手への思いやりがどれだけ表現できているかが、夫婦関係を育てていく鍵となるようです。

さあ、ちょっと頑張って、居心地の良い夫婦関係を育てていく一歩を踏み出してみませんか?


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2022年11月22日 14:42

うつ病にならないために

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最近、何となく食欲がない、寝つきが悪くなって、なかなか疲れがとれない・・・
こんなこともあるのかな、と過ごしているうちに、ある朝、目が覚めると、なぜか気持ちが沈み、体もだるくて重い、仕事に行く気になれない。
でも「とにかく仕事に行かなければ」と、何とか頑張って出勤する日々・・・

苦しいのに、誰にも相談できずに、ずっと一人で抱え込んで頑張りすぎていませんか?

もしかしたら、「うつ状態」の始まりかもしれません。
このような状態を無理して続けていると、体にさまざまな症状が出て「うつ状態」が悪化し、重くなってくると、仕事だけでなく、日常生活にも支障をきたすようになり『うつ病』に・・・
そうならないためにも、早期に自分の体の変化に気づいて、適切に対処していくことが必要です。

ですが、「うつ状態」の症状が出ていても、自らの体が発するSOSのサインだと気づかずに、自分の頑張りが足りないからなどと自分を責め、一人で思い悩んでさらに悪化するという悪循環を生んでしまいがちです。

仕事上でも、家庭でも責任を感じる立場である30代、40代の男性の方からのご相談も多く、比較的、気力体力が充実している世代であるだけに無理を無理とも思わず走り続け、日々の生活に忙殺されて自身のケアまで注意が向かず、ふと気づいたら『うつ病』になっていたということもあります。

食欲がない、眠れない、疲れやすいといった症状が長く続き、苦しい時には、我慢せずに医師に相談することが大切です。

そして、日頃から、
・食欲がおちてきた
・眠りが浅くなってきた
・疲れがとれない、何となく気分が晴れない

(中には、食べ過ぎる、眠りすぎるということもあるので、いつもと違っている状態に気づくこと)
というような変化を感じたら、

まず生活習慣を見直し(詳細を知りたい方はこちらから)
・きちんとバランスのとれた食事をする
・睡眠時間を十分にとって、朝日を浴びる
・散歩などの軽い運動をする

ことを心がけ、体にまずエネルギーを充電してみましょう。

そして、仕事とは関係のないことで、自分が好きなことを探してみて(これを機会に没頭できそうな趣味が見つかれば人生がより楽しくなりますね)気分転換をしましょう。
22859780_コピーなかなか見つからない時は、とりあえず、散歩などで自然に触れる機会をつくってみませんか?

そうする中、お悩みで苦しい思いを、信頼できる人に相談することも必要です。

でも、身近な人に話すことは恥ずかしい、抵抗があるという方は「シングルサポートそよかぜ」にお電話ください。
じっくりとお話を聴かせていただきながら、「うつ状態」になりやすい考え方があれば、少しづつ柔軟にしながらストレスを軽減するお手伝いをさせていただきます。
まずは、言葉にして吐き出してみませんか?

心と体に少しでもつらさを感じたら、いつでもご相談ください。
あなたが心地よく毎日を過ごせるように、一緒に考えていきましょう。


「シングルサポートそよかぜ」より、心の健康のセルフケアに関するお話でした。


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2022年10月25日 12:15

動物とのふれあい 2(気づかない心)

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前回のブログを読んで、「一匹飼ってみようかな」と思われた方、いらっしゃるかもしれません。
一人でも多くの方に、一人ぼっちの犬や猫の里親になっていただけたら、とても嬉しいことです。
動物も人もお互いに癒し会えて、穏やかな日々を過ごせることでしょう。

ただし、犬も猫も一度飼い始めたら家族と一緒なので、絶対に手放さず、最後まで責任をもって飼う覚悟が必要です。

動物の心も人と同じです。もしかすると、人よりも傷つきやすいかもしれません。
動物は、飼い主の関心が薄れていくのを敏感に察知すると聞きます。

保護してくれる人の心が自分に向いていない寂しさを感じると、何らかのサイン(問題行動など)を出して気づかせようとするのですが、関心を持ってもらえていないのですから、その寂しい心に気づいてもらえません。

大切と思っていた家族から見捨てられたら、何も話さない動物でも、どれだけ心が傷つき、泣き叫んでいることでしょう。

我が家の猫”まる”は、以前お話したように赤いキャリーバックごと捨てられていたのを動物管理センターからいただいてきたのですが、もしかすると元の飼い主は、原付バイクに乗っていた方かも・・・?
いまだに外から原付バイクが通り過ぎる音がすると、眠っていても驚いたように目を覚まし、時には『ここにいるよ!一緒に帰ろう』と言っているかのように、急いで窓際に駆け寄っていきます。
”まる”は、いつも家族の車での帰宅を音で聞き分け、いち早く感知して玄関に出迎えに行く猫なので、多分いまだに原付バイクで迎えに来てくれる元の飼い主を待っているのでしょう。

その音は、元の飼い主から道路の端に置き去りにされた時の音かもしれないのに・・・
置き去りにされた瞬間”まる”の心は、いったいどれだけの不安と悲しみでいっぱいになったのだろうかと・・・

窓際に駆け寄っていく様子を見る度に、胸が痛みます。
幼かった”まる”にとっては、とっても大切なお母さんだったのでしょうから・・・

勢いで動物を迎え入れてしまうのではなく、最後まで大切にすることができるかをよく考えてからにしましょう。

そんな”まる”ですが、噛みつきは随分無くなり落ち着いてきました。
ただ、唯一好きな遊びが《追いかけっこ》で、疲れているときには、なかなかツラい遊びです。
追いかけっこをして、私が”まる”を部屋の隅に追い込むと、クルッと方向転換をして今度は私に向かって突進してきます。
慌てて逃げる私に追いつくと、後ろから私のかかとをガブリ!「いたーい!」と叫ぶ私の声を背に、『もう一度、追いかけてこい!』とばかりに走って逃げていきます。
そんな調子で、私も今度こそ追いつかれないようにと繰り返され、攻守入れ替わりながら続く恐怖?の鬼ごっこなのです。

前回、猫は犬のように散歩しなくていいとお話ししましたが、”まる”との遊びは、なかなかハードな室内のお散歩です。
きっと・・・たぶん・・・もしかしたら・・・私の健康づくりを手伝ってくれているのでしょう。


「シングルサポートそよかぜ」から、動物にも傷つく心があることをお伝えするお話でした。


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2022年09月18日 12:37

動物とのふれあい 1(心と体をリフレッシュ)

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以前、動物を身近に感じたくて、ふれあい動物園に行ったことがありました。
フラミンゴやウサギ、カピバラなどいろいろな動物が自由に動き回っていて、毛玉のようなふんわりモルモットを膝の上にのせて触ることもできて、とても心地よかったことを思い出します。
中でも驚いたのが、カピバラを触った時のこと。
勝手ながら、猫か犬のような柔らかい毛を想像していたのですが、触ってみるとなんと!ゴワゴワの硬い毛。しかも驚いている私の上着をムシャムシャと食べ始めた食欲・・・(食べてはいませんが)
多少イメージとは違っていたのですが、それでも、のんびりとした動き、かわいい姿を見ていると、自然と笑顔に。とても癒されたひとときでした。

動物とふれあうことは、人の心と体に安らぎをもたらします。
特に、普段、仕事や子育て、人間関係などで疲れていると、身近な人と話すのも面倒になったりして、家族といるのに孤独を感じたりします。
でも、そこに、犬や猫が存在していると、何となく寄り添ってくれる姿に癒されながら、自然と笑顔で話しかけてみたり、その存在を中心に、家族との会話が増えたりするものです。

犬は、お散歩が日課となるため、日々の生活リズムが整い、健康づくりもお手伝いしてくれ、特に、朝日を浴びながらのお散歩は、幸せホルモンのセロトニンが十分に分泌され、心が元気になることと思います。
でも、さまざまな事情で散歩することまでは難しい方には、室内飼いの猫の方がおススメかもしれません。
ちなみに我が家の噛みつき猫”まる”は、抱っこも嫌がり、撫でるのも3回までのほとんど観賞用の猫なのですが、チョロチョロと家の中を動き回ったり、知らないうちにそばに来て体をくっつけて寝ていたり、お腹を見せてドテーンと寝転んで通り道をふさいでたり、狭い段ボール箱を見つけては、中に無理やり納まっているかわいい姿で日々癒してくれています。23052704_コピー

治療としても注目されているアニマルセラピー。
動物が人の心を癒すパワーは、ストレス解消だけでなく、認知症やうつ病などの症状改善にも役立つといわれ、さまざまな所で取り入れられています。

ふれあうことでリラックス効果があり、笑顔が増え、心身に良い影響を与えてくれ、心の回復をサポートしてくれる動物たち・・・積極的にふれあってみませんか?

「シングルサポートそよかぜ」より、動物とのふれあいをおススメするお話でした。

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2022年09月16日 10:00

「ニンニクとトマトのスープ」で心と体を元気に!

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毎年、暑い夏を過ごしているわけですが、「今年は、いつもより暑いね~」と、毎年同じことを誰かと話しているように思います。
確かに今年は、いつもより早く気温が上がったようで、春に庭に植えた野菜や花の苗の成長がとても早かったのですが、長く続く強い日差しに葉が焼けたり、実がブヨブヨになったりして、朝夕の水やりでは追いつかない状態でした。
野菜作りは、何度やっても難しいなとガッカリしていた日々。

でも、ひとつだけいいことが・・・
いつもは、脇芽を取って一本仕立てにするミニトマトですが、うっかり脇芽を取るのを忘れていたら、すでに脇芽も成長し花芽をつけていたため、そのまま成長させることに。
すると、たくさんの実をつけてくれ、収穫しても次々と赤くなっていく実が、毎日の食卓をにぎやかにしてくれました。

そこで、今年の夏から我が家の定番になった「ニンニクとトマトのスープ」
適当な自己流で、みじん切りしたニンニクと半分に切ったミニトマトオリーブオイルで炒め、水とコンソメ顆粒を入れて煮て、最後に溶き卵を回し入れ、卵がふんわりと浮いてきたら出来上がり(簡単すぎてすいません。ネットにもっとちゃんとしたレシピがあったので参考にされてください。)
ほのかなニンニクの香りと、目にも鮮やかなトマトの赤と卵の黄色で食欲もでてきます。

飲むと、何となく元気になるんです。

そういえば、
トマトに含まれる「リコピン」は、活性酸素を除去する抗酸化作用があるそうです。
ストレスなどによって体内の活性酸素が増えすぎると、細胞が傷つけられ、体が錆びたような状態になっていくため、「リコピン」は、それを防ぐために頑張り、病気や老化から体を守ってくれるそうです。

そして、その「リコピン」は、ニンニクや油と一緒に加熱することで体内に吸収されやすくなるようです。
トマトを消費するために、適当に作っていた「ニンニクとトマトのスープ」が、改めて考えると栄養価の高い料理だったようで驚きです。

暑い日々が続く中、食欲もなくしがちですが、心と体はつながっているので、心を元気にするためには、食事で体を元気にしていくことも大切です。
バランスよく食事をとり、十分に睡眠をとり、適度に体を動かす(軽い運動は、気持ちを前向きにします)ことで、心と体を元気にして過ごしたいものです.


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2022年08月08日 10:28

ストレス対処法

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昨今のコロナ禍で、日常的にストレスを感じる中、そのことに伴う仕事や家庭内の変化で、さらにストレスを抱え込み、うつ状態になられている方が多くなっているようです。
相談の中でも、心に余裕が無くなり「配偶者や子どもの些細なことにイライラしてストレスがたまってつらい」という方や、自分の欠点ばかり考えてしまって自信を無くし、「自分は、生きている価値がない」と絶望感でいっぱいになられている方からのご相談があります。

ストレスは、ためこまないように、日頃から少しづつ生活を工夫していくことも大切です。
心と体が疲れてしまって、気力がわかずに一日中寝て過ごすという人もいますが、そうやって過ごした後は、一日を無駄にしてしまったような後悔で自分を責めてしまうことも。

かえって、じっとしているよりも軽い運動で汗を流したり、趣味に没頭することがリフレッシュにつながったりします。
仕事や家事とは違った楽しめる機会を持つことで、悩みだけでいっぱいになった頭の中が切り替わり、心理的な余裕が生まれ、ストレスも軽減されるようです。
つまり、悩みと心理的な距離がとれるようになり、おおらかに捉えられるようになるということのようです。

自分が没頭できそうなこと、時間を忘れて集中して楽しめそうなこと・・・探してみませんか?

ちなみに私は、最近、毛糸で簡単な小物を編むことを楽しんでいます。編みだすと、頭の中は空っぽ、手はなかなか止められないということになり、ついつい時間が過ぎてしまいます。出来上がりを楽しみにしながら編むだけに、出来上がった作品を手にすると、ご褒美までもらったような喜びがあります。
数十年ぶりに始めたことですが、きっかけは、本棚の整理をしていて、昔の編み物の雑誌をみつけたことからでした。

皆様が、時間を忘れて心から楽しめることに出会えますように・・・

  「シングルサポートそよかぜ」からの『ストレス対処法』のご案内でした。



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2022年02月13日 17:32

シングル・サポートそよかぜ

所在地
福岡県福岡市
電話/FAX番号
092-562-3250
営業時間
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夜の部20:00~22:00
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