うつ病にならないために
こんなこともあるのかな、と過ごしているうちに、ある朝、目が覚めると、なぜか気持ちが沈み、体もだるくて重い、仕事に行く気になれない。
でも「とにかく仕事に行かなければ」と、何とか頑張って出勤する日々・・・
苦しいのに、誰にも相談できずに、ずっと一人で抱え込んで頑張りすぎていませんか?
もしかしたら、「うつ状態」の始まりかもしれません。
このような状態を無理して続けていると、体にさまざまな症状が出て「うつ状態」が悪化し、重くなってくると、仕事だけでなく、日常生活にも支障をきたすようになり『うつ病』に・・・
そうならないためにも、早期に自分の体の変化に気づいて、適切に対処していくことが必要です。
ですが、「うつ状態」の症状が出ていても、自らの体が発するSOSのサインだと気づかずに、自分の頑張りが足りないからなどと自分を責め、一人で思い悩んでさらに悪化するという悪循環を生んでしまいがちです。
仕事上でも、家庭でも責任を感じる立場である30代、40代の男性の方からのご相談も多く、比較的、気力体力が充実している世代であるだけに無理を無理とも思わず走り続け、日々の生活に忙殺されて自身のケアまで注意が向かず、ふと気づいたら『うつ病』になっていたということもあります。
食欲がない、眠れない、疲れやすいといった症状が長く続き、苦しい時には、我慢せずに医師に相談することが大切です。
そして、日頃から、
・食欲がおちてきた
・眠りが浅くなってきた
・疲れがとれない、何となく気分が晴れない
(中には、食べ過ぎる、眠りすぎるということもあるので、いつもと違っている状態に気づくこと)
というような変化を感じたら、
まず生活習慣を見直し(詳細を知りたい方はこちらから)
・きちんとバランスのとれた食事をする
・睡眠時間を十分にとって、朝日を浴びる
・散歩などの軽い運動をする
ことを心がけ、体にまずエネルギーを充電してみましょう。
そして、仕事とは関係のないことで、自分が好きなことを探してみて(これを機会に没頭できそうな趣味が見つかれば人生がより楽しくなりますね)気分転換をしましょう。
なかなか見つからない時は、とりあえず、散歩などで自然に触れる機会をつくってみませんか?
そうする中、お悩みで苦しい思いを、信頼できる人に相談することも必要です。
でも、身近な人に話すことは恥ずかしい、抵抗があるという方は「シングルサポートそよかぜ」にお電話ください。
じっくりとお話を聴かせていただきながら、「うつ状態」になりやすい考え方があれば、少しづつ柔軟にしながらストレスを軽減するお手伝いをさせていただきます。
まずは、言葉にして吐き出してみませんか?
心と体に少しでもつらさを感じたら、いつでもご相談ください。
あなたが心地よく毎日を過ごせるように、一緒に考えていきましょう。
「シングルサポートそよかぜ」より、心の健康のセルフケアに関するお話でした。
2022年10月25日 12:15