市民農園を散歩してきました。(子育てに似た野菜作り)
今日は、朝の目覚めは良かったのに、何となく気持ちが晴れない・・・
久しぶりに昼間自由な時間が取れて、嬉しいはずなのに、何か心にちょっと引っかかったような感じは何だろう・・・
そう、今朝は朝からコロナ感染症の話題が中心の情報番組を見ていて、不安な思いで、自分が感染した時のことをずっと考えていたからなんです。
入院セットを作っておくことや、ペットは預かってもらえると聞いているけど、我が家の猫は大丈夫だろうか。
幼い頃、キャリーバックごと捨てられていた猫なので、知らない場所で、また捨てられたと勘違いしてパニックを起こさないだろうか。
水槽の中にいる大きくなりすぎた熱帯魚のプレコは預かってもらえないだろうから、どうしたらいいのか・・・
などなど、いろいろ考えても答えが見つからないので、とりあえずペットと一緒にいられるために、コロナに感染しないように頑張ろうと決め、免疫力を上げるために気分転換の散歩に出かけることにしました。
どこに行こうかと考えた末、広々とした近くの市民農園に野菜見学に出かけてみました。自分が作ったものでなくても、成長の様子がさまざまで楽しめるものです。
私自身、以前4年間ほど市民農園をお借りして野菜作りを楽しんでいましたが、頻繁に水やりに行くことが難しくなり、長くは続かず・・・。
それでも、小さな種から大きな大根が実っていく様子には、とてつもない大地の力を感じたものです。
たい肥や腐葉土などでしっかりと土作りをした年には、水やりとたまに有機肥料くらいで、ほとんど手をかけずにしっかりと成長してくれ、ほうれん草の茎も太くしっかりとし、何日経ってもしおれず、冷蔵庫の中でシャキッとした葉がいつまでも青々としていたのは驚きでした。
何事も基礎が大切なのだと改めて気づかされました。
始めのうちに、丁寧に手をかけ、気にかけて育てれば、あとは自分でしっかりと成長していくところが子育てと似ているように感じられます。
さて、懐かしい野菜作りのことを思い出しながら、農園の小道をのんびりと日差しを浴びて散歩していると気持ちがスッキリとしてきました。なんだか野菜たっぷりの料理が食べたくなり、夕食には豚汁を作ろうと決めて農園を後にしました。