桜に癒されて・・・

今日は、半袖がいいかな?長袖がいいかな?厚手かな?薄手かな?何か上着が必要かな?などと、もう何を着ていいのやら分からなくなって、しばらく迷い続け、ついには鏡の前でボーッと立ちつくすこと数分間・・・顔の中に新たなシワを発見してしまったり(笑)
そんなある日、ふと外に出ると、心地よい風に、きれいな青空。
いつの間にか、近くの公園には、桜が満開。
その景色に、「春だよ~!」と告げられているようで、何だか心がウキウキしてくるような感じがしました。
遠目に広がるきれいな桃色の桜!
“ピンク色”というよりは、何となく昔の“桃色”という表現が似合うような桜の色。
遠くから見ると淡いピンクなのですが、近くに行くと白く見え、目から入るその桃色の優しさ、すがすがしさには心が癒されます。
桜の花の美しい姿や繊細な花びら、淡く美しい色は、人の気持ちを優しくしてくれるようです。
そんな美しい花が、この時期どこにでも目にすることができるのは嬉しいことですね。
そもそも桜には、心や体にさまざまな癒し効果があると言われています。
桜の香りには、「フィトンチッド」という桜自身を病原菌から守る成分が分泌されていて、その殺菌作用のある成分を私たちが吸い込むと、脳の中で作用して、興奮が抑制され、精神が安定し、リラックス効果があるそうです。
私は、“桜の香り”を花見で感じたことはないのですが、不思議と“桜の香り”が何となく記憶にあるのです。いったい、記憶しているのは何の香りなのか・・・
調べてみると、そもそも桜の葉や花は、香りが弱く感じにくいものだそうです。
でも、それを塩漬けにすることで、桜がもつ甘い香りが強く香るとのこと。
ということは、よくよく記憶をたどってみると、私の記憶の中にある桜の香りは、もしかしたら、昔食べた桜餅の葉っぱの香りだったのでは?

随分昔のことなのに、驚くほどによみがえってくる香りの記憶・・・
美味しかったからでしょうか?(笑)
桜の癒し効果は、香りだけではなく、花の色にもあるようです。
淡いピンク色は、気持ちを穏やかにしてくれ、愛情や優しさをひきだしてくれます。
また、緊張を和らげ、心を安定させ、気持ちをリフレッシュしてくれる効果もあり、まさに春のスタートを応援してくれているようです。
そんな桜の木の下で、家族や友人とお花見しながら談笑するのも、免疫力が高まるようですが、一人で桜の木の下をのんびりと散歩するだけでも気分が和らぎ、桜の様々な効果に癒されながら心身の健康につながることでしょう。
さて、少しづつ桜が散り始めた今、桜吹雪を浴びながら散歩した後は、久しぶりに桜餅でも食べながら、桜茶でのんびりリラックスしてみようかな。
お疲れのあなたも、今のうちに、桜まみれのひとときを・・・

2025年04月12日 10:29