「いい夫婦の日」・・・仲良くするには?
日頃、夫婦でよくコミュニケーションがとれている関係だとおおむね問題はなさそうですが、一緒にいる時間が少なく、会話も少ないでは「いい夫婦」を維持するのも難しそうです。
では、夫婦仲を深めるためには、どうしたらいいのか・・・
とりあえず、一つご提案してみたいと思います。
よく結婚式での「ケーキ入刀」の際、夫婦となって初めての共同作業と紹介されたりしますが、夫婦と言わず、誰かと共同作業することは、関係性を深めるのにとても良い効果があります。
まず、同じ目的のために、同じことを一緒にすることで一体感が味わえます。
作業をしていく過程では、会話も増え、作業を分担することでお互いに協力して支え合っている感覚になり、相手のことをより身近に感じるようになります。
そして、一緒に作り上げた達成感を味わうことで、幸福感につながるようです。
というわけで、今度、ご夫婦で一緒に料理をしてみませんか?
お互いにゆとりのある日に、時間をつくって、ご夫婦で一緒に台所に立って、二人が好きな美味しい料理を(まずは簡単なものから)一緒につくってみてはいかがでしょうか。
「そんなこと言ったって、台所狭くて邪魔だし、お互いにペースが違うからイライラしそうだし・・・」って・・・まぁ、そう言わずに(笑)
台所という狭い空間だからこそ、自然と距離も近くなり、分業することで、お互いの作業がお互いの役に立ち、一緒に作り上げていく過程で自然とコミュニケーションもとれ、夫婦関係に良い影響を与えるのではないでしょうか。
さらに、それを食べることで満腹感を得、生理的にも、より幸せを感じられるという素晴らしさ!
でも、この提案には大事な注意点が!
たとえ自分が思ったような仕上がりにならなかったとしても、絶対に相手を責めないでくださいね。
責め始めたら、台所が途端に修羅場となって・・・。
一緒に料理をするにしても、日曜大工で一緒に何かを作るにしても、誰にでもそれぞれに得意、不得意部分があるのですから、自分と同じようにはいかないものです。
「ダメじゃない!」と言わずに、せめて「もう少し○○だったらよかったね」くらいにして、分業の際も相手に自分が思うような作業能力を求めず、相手のこともある程度受け入れながら、いいところを見つけてほめてあげられれば素敵な配偶者ですね。(なかなか難しいところですが、努力してみると相手も変わってくるかもしれませんよ)
やはり、いい夫婦になるためには、一緒に達成感や幸福感を味わうにしても、自分中心ではなく、相手に対してどれくらい思いやりをもって接することができているかが大事なところだと思います
言葉や態度に相手への思いやりがどれだけ表現できているかが、夫婦関係を育てていく鍵となるようです。
さあ、ちょっと頑張って、居心地の良い夫婦関係を育てていく一歩を踏み出してみませんか?
2022年11月22日 14:42