子どもの心に雪を降らせないで!
心と体がめざましく成長していく子どもの時期は、特に、一番身近にいて一緒に過ごす人、子どもにとって唯一頼ることのできる人・・・つまり親の接し方がとても大切です。
子どもにとって親は、生まれて初めて出会った人であり、いつもそばにいて一緒に過ごす人。まだ一人で生きていけない子どもにとって、空腹を満たしてくれたり、苦痛を取り除いてくれたりなど、唯一頼ることのできる人なのです。
そういう中で、「親は、自分を守ってくれる存在、信頼できる存在」だと子どもが思えるような温かい関係が築かれてこそ、自分がいる世界はとてもいいものだと思えるようになり、周りの人や社会を好意的に捉えられるようになるものです。
ところが、自分が受け入れられず、否定ばかりされながら育つと、子どもは自信をなくし、自分を大切に思えなくなり、親だけでなく、周りの人や社会にまで反感を抱き、生きることに困難を感じる人生を送ることになります。
さらに、子どもの時期に怒鳴られたり、叩かれたりすると、見た目では平気そうにしていても、親が思っている以上に子どもの心と体に悪影響を及ぼすと言われています。
自分にとって、唯一無二の守ってくれるはずの(頼らなければならない)存在の親から、冷たい言葉を浴びせられると、子どもの心は、少しづつ雪が降り積もるように冷え込んでいきます。そして、そのことが何度も何度も繰り返されると、降り積もった雪は、やがて氷のようにガチガチに固まり、ちょっとやそっとでは溶かせないものとなってしまいます。
せっかくあなたのもとに生まれてきてくれた大切なお子様。
その心に雪を降らせないようにして、日頃から笑顔で心を温めていきたいものです。
頭でわかっていても、なかなかできないと思っているお父さんお母さん。
一人で悩まずに、些細なことでも遠慮なくご相談ください。
あなたとお子様が笑顔で過ごせるように、一緒に考えていきましょう。
子育ての相談なら「シングルサポートそよかぜ」まで