ブーゲンビリアに雪?!(ストレスに負けない強い生命力)
毎年、暑い夏の時期に、小さな庭で鮮やかに色づくブーゲンビリアが、驚くことに今年は、冬になっても色あせることなく、その鮮やかな色を保ち続けていました。
そして今朝は、なんとその色づいた葉の上に雪が降り積もっていたのです。
一晩中、かなりの寒さに耐えながら、色づいた葉は、枯れるどころか弱りもせず、気丈にもシャキッと力強く雪を支えているかのようでした。
思えば20年ほど前に、その小さな可愛い花と、きれいに色づいた葉の色が気に入って、小さな鉢植えで購入したものの、管理が難しそうだったため地植えにし、年々成長してきれいに色づいていく姿を楽しませてもらっていました。
ところが10年ほど前に、突然枯れてしまったのです。残念でしたが木を抜くことにしました。
でも、根を掘り起こして抜こうとしても、根が土にしがみつくようにして少しも動かず、かなり時間をかけて悪戦苦闘したのですが、あきらめて、そのままにしておくことにしたのです。
すると不思議なことに、3年後、少し地表に出していた木の幹から芽が出始め、数年後には、また元の姿に・・・
地面から上は全て枯れていたのに、どうやら根元の方は生きていたようです。
その生命力には、またまた驚かされました。
どんなことがあっても、生きようとするブーゲンビリアの力強い姿に、自分自身励まされた思いでした。